よぴのちずたび

備忘録とか、道歩きの記録とか。

備忘録:CeVIO AIにMultiCommentViewer経由で拾ったコメントを読んでもらう。

自分用の配信設定を調べながらやったので、備忘録的に記録。

5年ぶりの記事がそれかよ、という感じである。

6年ぶりでした。ごめんなさい。

道路の記録?はて・・・

 

実装環境

OSはWindows 11。

自身が実況用の動画を作るために、かつて購入したCeVIO AIを配信でも流用できないかと思ったのがすべての始まり。

ちなみに実況動画は作ってない。本末転倒。

 

もちろん単独では稼働しないので、いくつかのソフトを経由する必要があった。

  • OBS Studio
  • CeVIO AI
  • AssistantSeika
  • 偽装ちゃん22
  • MultiCommentViewer
  • HTML5 コメントジェネレーター ※
  • (必要に応じて)コメジェネ改 ※

(※は配信画面に流したいときに使用する)

 

この記事はYouTubeでの配信を想定し、CeVIO AIにコメントを読ませる」ためのもの。Twitchとかニコ生は知らんけど、割と流用が効くと思う。

棒読みちゃんは使わない。使えないことはないけど、よりややこしくなると思うのでやってない。

 

OBS Studio

まず配信のためのソフトはOBS Studio、64bit版。実装時はVer.29.0.2で稼働している。

OBSでどうやってYoutubeに画面を流すのかとかはキャプチャの設定の話になるので、割愛。

 

CeVIO AI

CeVIO AIであれば、音声はどれでも同じ働きをしてくれると思うし、なんならCeVIO AIじゃないほうが取り回しやすいかもしれないけど。

実装時のバージョンは8.4.5.0。ささらちゃんかわいいよ

 

AssistantSeika

役割としては、後述する偽装ちゃんから流れてきたコメントのデータをCeVIO AIに受け渡す担当と思ってもらえればいい。

実装時のバージョンは20230402/c。

ここで重要なのは、CeVIO AIを起動したあとにAssistantSeikaを起動すること。

AssistantSeikaの上でトーク製品を認識するための処理が開始時に必要となるため、CeVIO AIを起動しておかないと認識してくれない。

 

偽装ちゃん22

最も重要な部分を担う。実装時のバージョンは1.0.16。

いわゆる棒読みちゃんに代わるソフトであり、コメントデータを音声に変換する処理を行ってるのかな。詳しいことは知らないけど。

偽装ちゃんをインストールしたあとに、偽装ちゃんのexeファイルをBouyomiChan.exeにリネームする必要がある。

このあたりがゴリゴリに力技感があって好き。

なんでリネームするかというと、コメビュ側で必要になるからなんヨ。

偽装ちゃんを起動したら、話者リストにCeVIO AIで動かしたいトークロイドを登録。

たしか初回起動で登録しろみたいなダイアログが出るはずなので、そのタイミングでやった気がするな・・・

 

MultiCommentViewer

配信者には割とおなじみかなと思う。実装時のバージョンは0.6.30。

コメント拾うだけなら、ぶっちゃけこれだけでいい。

↑でリネームした偽装ちゃん22を連携させるには、プラグインから棒読みちゃん連携を選択する。

棒読みちゃんにコメントを読んでもらう」をチェックし、棒読みちゃんの場所として、偽装ちゃんのexeファイル(BouyomiChan.exeにリネームしたFakeChan.exe)の場所を指定する。

これでコメビュ→偽装ちゃんの連携が完了。

 

ここまでの流れでコメビュで配信のコメントを拾い、偽装ちゃんが読み上げデータに変換し、AssistantSeikaが受け取り、CeVIO AIがそれを喋る、という流れが完成。

試しにYouTubeのライブURLをコメビュに登録して聴いてみよう。

「接続を追加」でURLを指定してやり接続する。これは誰の配信でも可。

無事トークロイドが喋ってくれたら、うまくいったことになる。

 

 

配信の画面に表示するなら、HTML5コメントジェネレーターとも連携が必要になる。

HTML5 コメントジェネレーター

配信のコメントを拾い、HTML5形式で保存するんだかなんだか知らんけど、まぁそんな感じ。実装時のバージョンは0.0.8b。

基本設定でコメジェネの場所を指定する。

MultiCommentViewer上でプラグインからコメジェネ連携を選択。

HTML5コメジェネと連携」にチェックを入れる。

コメジェネで格納したコメントを、後ほどOBSStudio上からブラウザソースとして表示してやることになる。

 

OBS Studio

ここで再びOBS Studioに戻り、ソースとしてブラウザを追加してやる。

プロパティ上で「ローカルファイル」にチェックをし、コメジェネのフォルダ内にあるCommentGenerator.htmlを指定してやる。

幅と高さは任意でいいと思うんだけど、幅600、高さ1200にして使ってる。

多分コメジェネ改で詳細な設定が必要になると思うんで、そのへんは感覚。

 

コメジェネ改

導入方法はインストーラのあるページを参照。

コメジェネの設定をより細かく設定するためのアドオンだと思うけど、かなり細かく設定できるため、詳細な内容は個々人の感覚になると思う。

OBSの画面を見つつ、誰かのライブで流れるコメントを見つつ、コメジェネ改をいじって設定を変えてやるといい。

ちなみに、コメジェネ改で設定を変えたあとはOBSを再起動してやらないと、ブラウザソースの更新がうまくいかなくて反映されないことがあるので注意。

 

 

・・・こんな感じ。

今のところはこの環境で問題なく動いてる。

CeVIO AIも(本来予定していた方法ではないけど)使えるようになったので良かった。

 

個人用の備忘録だけど、もし同様の環境で配信を目指す人の一助になれば。

分からんことはコメントでお待ちしてます。僕も分からんけど笑